オランダの田舎町を巡る旅~ライデン、デルフト、ロッテルダム、ティルバーグ~【春の欧州旅行13日目】

旅行系記事もまだ保存していたネタがあるので書いていきます。
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再びオランダへ向かう

朝五時ごろ起床しコマロムから友人の父がブダペストまで送ってくれた。車から見る朝焼けがとてもきれい。

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10時の飛行機でブダペストからアムステルダムへ。オランダのティルバーグという町に友人が留学しているのでここから約一週間は彼のドミトリーを拠点に様々な場所を巡る旅となる。

アムステルダムに到着 電車の旅へ

オランダの鉄道は団体券としてチケットを買うと7€/人で一日乗り放題となるそう(元値がわからなくてすみません笑)。友人がとあるFacebookグループに所属し、そこでオーガナイザー(自主的に出てくるそう)が10人の購入希望者を集め、団体券を買い、プリントアウトするとそれがチケットとして使えるという仕組みだ(このあたりの情報を詳しく知りたい方はコメント欄にメッセ残していただければ友人に問い合わせて詳細調べます)。必ず用紙をプリントアウトしないといけないというのが非常に不便。

アムステルダム近郊の田舎町ライデンへ!

空港にて友人と落ち合い、アムステルダムの街には出ず、電車に乗りライデンという町へ。ライデンは大きな風車とライデン大学が有名な町である。
 
駅を出てすぐ、屋台にて販売されていたハーリングという生のイワシとピクルスを挟んだサンドウィッチを食べた。オランダの代表的な料理の一つらしく、刺身文化が浸透している日本人にとってはとても馴染みやすい料理。

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町中に水路が張り巡らされておりとても穏やかな町並み。BSの旅番組でありそうなヨーロッパの町並みがリアルで目の前にある感覚笑 風車は実際遠くから見てみると綺麗だった。近くは工事中であり、中にも入ることが出来なかった。

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続いてライデン大学。かなり小さな学校で街中に突然現れた。構内の建物の壁に菅原道真が読んだ歌が貼られていたのが印象的だった。調べてみると1992年からライデンの街中に世界の詩人の歌を書くというプロジェクトが起こり、その際に菅原道真の歌がここに書かれたらしい。

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次の街に向かう際に駅前で勝った貝の揚げ物を食べていると物乞いのおっさんが近づいてきて、食べさせてくれとせがんできたので、何個かあげた。オランダはほかの街と比べて貧富の差が少ない印象があったが、やはり物乞いのような人がどこにでもいるのがヨーロッパ。

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古都デルフトへ!

電車に乗って20分程度で次の街デルフトに到着。新教会、旧教会と市庁舎、そしてフェルメールセンター等が有名なこの町でぶらり途中下車しました。

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まず最初に旧教会。駅から歩いて五分以下くらい。こちらは14世紀に着工された教会。写真を見てお分かりいただけるだろうか。教会が若干傾いているのである。これは運河の地盤沈下によるものと言われているそう。教会にはあの有名な画家であるフェルメールも祭られているそう。新教会と旧教会を同時に入れるチケットが10€くらい(確か)で売っていたが、17時でクローズされるそうで、中には入れず。

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続いてフェルメールセンター。青と金の帽子をかぶった女の人の絵が有名な人笑 こちらもショップまでは入れたのだが、館内は5時で閉まるため、ギリギリは入れなかった。労働環境がめちゃくちゃいいオランダ。
 
そしてそこか新教会へ。こちらも徒歩圏内。新教会と言いながらも完成したのは17世紀。縦長で日中は教会内に入れ、デルフトの街を見下ろせるそう。

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そして新教会の前は広場になっており、広場の向かい側には市庁舎。不気味だけどおしゃれな変わった建物だった。

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デルフトは静かで小さなヨーロッパの街という感じだった。

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オランダ第二の都市ロッテルダム

続いてオランダ第二の都市ロッテルダムへ。こちらは戦争で町がかなりやられたそうで、近代的なビルが多い。他の街とのアクセントにもなっていて面白い。
 
駅の作りも半端なくユニーク。

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オランダは本当にユニークな建物が多い。というかむしろ普通のビルがない。
そんなロッテルダムで有名な建物がキューブハウスである。

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歴史的な趣というよりはオランダ人の遊び心が存分に見れる町がロッテルダムである。
 
最後はこの建物の中にあるスーパーにあるレストランでイカ墨のリゾットなどを買って帰ることに。

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乗り換えの役でまさかのトラブル!

友人の寮はさらにその先にあるティルバーグという町であったので再び電車に乗る。ブレダという駅で乗り換え。次の電車を待っているときに重大なミスに気づく。なんとスーツケースを前の電車の上の棚に置きっぱなしにしていたのである!
 
電車はすでにホームからいなくなっており絶望・・・。駅員さんに相談してみると、15分後に別のプラットフォームからまた別の線で同じ車両が発射するという情報を入手。奇跡的にブレダがその線の終着駅であったため助かった。筆者は中国で中学高校と過ごした身なので、「海外でこんなに優しくされるなんて!」と感じざるを得なかった笑 
 
無事スーツケースを持ち電車に乗りティルバーグへ。友人の寮はティルバーグの駅から徒歩8分ほど。寮に到着しゆっくりと休む。
 
次回はオランダ南部の田舎町「ティルバーグ」滞在記を書いていきます。