音楽

KIRINJIの『Drifters』大人になるということ

KIRINJIによる楽曲で、櫻井和寿らのBank Bandからもカバーされた名曲Drifters。この曲は人生の不条理と向き合いながら、懸命に生きる1人の大人の姿が描かれた名曲だと思う。 大人になるという責任 大人というのは、交わしたはずのない約束に縛られ、刻一刻と…

スピッツ「冷たい頬」の歌詞の意味を考察してみた

当ブログでこれまで最もアクセス数が多かった記事が「スピッツ「正夢」の歌詞の意味を考察してみた」という記事なので、今回はスピッツの曲の歌詞について考える記事を書いてみたい。 「冷たい頬」は爽やかで涼しげなメロディーの奥にある、ささやかだが、主…

べスト盤に収録されていないアルバム曲でミスチルの歴史を振り返る 最終回 (最新にして伝説のアルバムとなったREFLECTION)

今回でミスチルの歴史の振り返りはラストとなるが、ここ3年ほどのミスチルの活動はとにかく活発。2014年に入り、レコーディングも活発化し、秋にはファンクラブ限定で未発表の新曲のお披露目ライブを開催し、その模様を映像化したドキュメンタリー映画…

べスト盤に収録されていないアルバム曲でミスチルの歴史を振り返る③ (HOME~ブラッドオレンジまで)

これまで二回にわたってMr.childrenの歴史を振り返ってきた。 dorgan.hatenablog.jp dorgan.hatenablog.jp 今回はアルバム『HOME』以降のミスチルを見ていきたい。私は『HOME』以降のミスチルは音楽に対してのスタンスが大きく変わったように感じる。これま…

ベスト盤に収録されていないアルバム曲でミスチルの歴史を振り返る② (It's a Wonderful World~I♡U)

昨日はデビューからアルバム『Q』までの約10年間のミスチルの歴史をベスト盤でもシングル曲でもないアルバム曲とともに振り返った。 dorgan.hatenablog.jp 今日はアルバム『It's a Wonderful World』から『I♡U』までの期間を振り返る。深海期を終え、純粋に…

アルバム曲でミスチルの歴史を振り返る① (EVERYTHING~Qまで)

2017年5月10日。Mr.Childrenがデビュー25周年を迎えた。このバンドがなぜこれほどまでに愛されるのかを考えてみたところ、一つの結論にたどり着いた。このバンドは一つの物語の上を生きているのだと思う。彼らのアルバムはストーリー性が強い。夢に向けて駆…

Mr. Childrenへの想い

25周年を迎えるMr. Children こんにちは。ナサケモノです。今日はミスチルはについて書いてみたいと思います。 5月10日を持って25周年を迎えるMr.Children。 7日の夜8時からAbema TVでもミスチル特集をやるそうだ。そこでミスチルの25周年に乗っかって、当ブ…

スピッツ伝説の名曲「8823」について

8823はスピッツが2000年に発表したアルバム「ハヤブサ」のタイトルチューンである。 今でもライブでは定番の曲となっており、スピッツの中でもトップクラスの疾走感を誇るロックな一曲だ。 テーマは「自由の獲得」と「社会からの解放」? この曲は聞く人の境…

スピッツの初期の代表的なロック曲スピッツ「ハニーハニー」~スピッツが描く愚かな主人公たち~

今日はスピッツの初期の代表的なロック曲「ハニーハニー」を紹介していく。 世間には認知されていないスピッツのゴリゴリロックサウンド! 「ロビンソン」、「チェリー」、「空も飛べるはず」、「楓」などの代表曲とはだいぶサウンドに関しては全く別のバン…

スピッツの「正夢」の歌詞の意味を考察してみた

今日はスピッツの「正夢」という曲の意味を考えていく。 この曲がシングル曲の割にはそこまで知名度が高くない。 しかし僕の中ではスピッツの代表曲の一つと言ってもいいんじゃないかと思うくらい名曲だと思いう。 僕は「正夢」に対して二つの説があると思う…

春を更に楽しむ!おすすめの春の歌8選!

こんにちはナサケモノです。 今年は4月に入っても寒い日が続きやっと春らしくなってきました。 ということでナサケモノがおすすめする春の歌を8選ご紹介したいと思います。 【今回紹介する曲たち】 スピッツ 「春の歌」 きのこ帝国 「桜が咲く前に」 くるり …

Mr. Childrenの「僕らの音」に見る桜井和寿の作詞の世界

今回は初めてスピッツではないアーティストについて書いて見る。 Mr.Childrenの「僕らの音」の解釈に関しては諸説ある。この曲は桜井和寿の作詞の巧さが顕著に現れた一曲であると思う。彼の作詞の一つの特徴としてミクロとマクロを同じ視点から描くという点…

スピッツの雪風に見る死と再生の物語

今日は2015年発売の雪風について分析して見たい。まず1音目を聞いた瞬間にホッとする感覚やAメロの優しいメロディーがなんともスピッツらしい。スピッツとしては珍しく冬の歌である。雪風というタイトルもとても美しい。 ボーカルの草野さんはこの曲を死者の…

「ほのほ」(2005,スピッツ)における主人公の狂気

今日はスピッツの「スーベニア」というアルバムに収録されている「ほのほ」という曲に関する分析をしていく。 前回のエントリーにも書いたようにスピッツの曲には死の臭いが強く漂っている曲が多いという内容を述べたが、今回取り上げる「ほのほ」(読み方は…

スピッツに対する想い

思春期に聞いた音楽がその人にとって特別な音楽であり続けることは少なくない。僕にとってスピッツはそんな存在だ。思春期の感性豊かな時代に見た景色や感じた匂いやあの言語化できない感覚。そんな何かがスピッツの音楽を聞いていてふと現れることがある。…

これからは音楽系の記事も書いていきます

このブログではビジネスや教育など真面目な話ばかりをしてきたので、個人的な趣味の話も出していきたい。僕の趣味の一つにJ-Rockがある。元々音楽が好きだったが、特に好きなのはJ-Rockである。バンドというのが好きで、メンバー間のストーリー性などのバッ…