念願のチャンピオンズリーグ観戦!エミレーツスタジアムでアーセナルVSバイエルンミュンヘンを見てきた!ヨーロッパサッカー観戦の際の注意点も【2017年春の旅7日目】

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昼過ぎにノーリッジからロンドン行きのバスに乗る。目的はCL観戦!!
マンチェスターユナイテッドドルトムントがツアーで日本に来た際に見に行ったことはあるけれど、ヨーロッパの強豪同士の試合を現地で見てみたい!という昔からの念願がついに叶いました!やっぱり現地で見るガチな戦いはレベルが違いました。ちなみにチケットは18000円ほどでStabhubのwebサイトで購入した。チケットはイギリス国内にしか発送が出来ないので、向こうでの住所の送り先を確保しておく必要がある。私の場合は現地に住む友人の住所を指定したが、ホテルなども指定することが出来るらしい。Stabhubの日本人スタッフのメール対応も非常に素早く問題なくチケットを受け取れた。

エミレーツスタジアムへのアクセス方法

ビクトリアコーチステーションにバスは到着。時間には余裕を持たせたかったので、ついてから近くのCaffè Neroという有名なチェーンのコーヒー店にてWi-Fiを利用。

 

バスストップから徒歩9分ほどの場所にビクトリア駅という地下鉄の駅がある。
そこでロンドンの移動の支払いで必要となるOysterカードを購入。こちらは5ポンドで手に入れることが出来、あとからデポジットで返金してもらうことも可能だ。駅は割と大きくてわかりにくいが、こちらのカードはガラス張りの販売所にて購入が可能。Infoカウンターもあるのでこちらで尋ねると丁寧に案内してくれる。
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ロンドン市街からエミレーツスタジアムまではタクシーでも電車でも30分ほど。Victoria駅からVictoria LineのWalthamstow Central行きに乗り、Finsbury Park駅へ。そこからPiccadilly Lineに乗り換える。このあたりからからアーセナルのユニフォームを着ていた人たちが少しずつ出てくる。一駅でArsenal駅に着く。ここに来るとさすがにアーセナルファンがたくさんいる。大混雑とまではいかないが、なんとなく流れができているのでその流れについていくと徒歩10分もかからないくらいでエミレーツスタジアムにたどり着ける。都心からのアクセスが非常にいい。イギリス人にとってのサッカーのプライオリティの高さを感じざるを得ない。

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間近で見るエミレーツスタジアムはデカい!いつもテレビではピッチの様子しか映らないが、スタジアムの外は重厚感と歴史を感じるかっこいいデザイン。

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観光客もかなり多いように感じた。スタジアム前ではたくさんの人が写真を撮っていた。流石に日本人ファンが多いだけあって、そこら中から日本語が聞こえる。

入場前にトラブル発生!

スタジアム周辺に入る前に簡単な荷物検査をされる。そこで一人の警備員が僕に対して、「スーツケースは持ち込み不可です」というまさかの宣告。恐らくこの手の注意を受ける観光客がたくさんいるのだろう。荷物預け場所を書いた紙を渡してくれる。が、しかしもよりの預け場所は二つ先の駅だったので行くのが少し面倒。と、そこにもう一人の警備員が「スーツケースの持ち込みたぶん行けるよ。トライしてみ」という楽観的なアドバイスをくれた。とりあえずゲートまで行ってみることに。これまでいくつかの国を回ってきたが、海外では基本的に人のいう事を鵜呑みにすると損してしまうことが多い。とりあえずなんでも言ったもん勝ちになるケースがこれまで多かった。どうせヨーロッパもそんな感じだろ?という楽観的な思考で中に入ってしまう。。。
 
ゲートが開くのは6時半。ゲートの前には列ができており、並びながらもドキドキ。ゲートが開き、スタッフが登場。並びながら入場ゲートへ。案の定スタッフには「スーツケースNGですわ」と言われる。ここからが勝負だと思い、「外のスタッフは大丈夫って言ってた」「この試合見にはるばる日本にやってきて、ウォームアップから見たいんですよ~」「ここで預かってくんね?」「今回だけ特別にオナシャス!」と上目遣いでお願いする。するとスタッフの男性が裏のお偉いさんに相談しに行く。お偉いさんからも「ちょっと前まではよかったんだけど、正式にNGになりました」っていう通告。さっきの黒人の兄ちゃんに行ったことをそのままリピートするが相手は全く姿勢を崩さない。このまま粘るよりも荷物を速攻で預けに行ってウォームアップが見れなくなる時間を最低限にた方がいいと判断した。そして私は完全なる敗北を認めた。仕方なくスーツケースを引いて爆走開始。スタジアムの周りには非公式のグッズ販売店がたくさんある。 爆走しているうちにあるアイディアを思いつく。「この辺のグッズ屋のおっちゃんたちに預ければ何とかなるんじゃね?」。当時の僕には冷静な判断をする余裕はなかった。とにかくバイエルンアーセナルのウォームアップが見たかった。という事でグッズ屋のおっちゃんに「荷物預かって!」と懇願。おっちゃんも戸惑いながらも承諾してくれる。普通はあまりおすすめしないです笑

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とにかくいかなる場合もヨーロッパサッカーを見に行くときは荷物はとにかく最小限(理想は手ぶら)で行くことを強くお勧めする。
ということでゲートに戻り何とかウォームアップの前にスタジアムに入れた!

スタジアム内へ!

スタジアムに入るなり感無量。アーセナルウォーターとガナーズパイを購入し頬張る。ガナーズパイ結構うまい笑 ウォームアップで選手たちが登場!無事ウォームアップも見れた。生で見るとやはり選手たちがかっこよすぎる笑 

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そして選手入場シーン。どうしても一度聞いてみたかったチャンピオンズリーグアンセムも聞けたがまぁ生で聞いてみると普通だったw ボリュームも割と小さめ。
 
ファーストレグで1-5で負けてることもあってか若干空席も見え、ファンは静かめだった気がする(元来アーセナルファンはそこまで熱くなるタイプではないそう)。
 
ただやはりすごいなと思ったのは拍手のタイミング。サッカーをかなり見てきてるなぁと感じさせられるタイミングで拍手が起こる。綺麗にパスがつながったときであったり、前が詰まっててGKにバックパスしたときなんかにも拍手が起こり、ベンゲルサッカーがファンにまで浸透しているのを感じた。

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前半のウォルコットのゴールで会場が湧く。アーセナル決して劣ってるわけではないんだよな。。。が、しかし後半始まってすぐコシェルニー退場&PK献上。正直にいうとコシェルニーの退場したところを私は見逃してしまった。気づいたらコシェルニーが消えてた。。。
 
PKで同点に追いつかれてから少しずつ諦めムードが漂い始める。10人のアーセナルバイエルン相手に4点差ひっくり返すとか無理ゲーですよね笑 ここから順調に失点し始める。3点目が入った時点で結構な数の観客が帰り始めた笑 この光景を生で観れたのもちょっと嬉しかったです。点差がつくとアーセナルの選手たちの集中も完全に切れる。終わってみれば5-1でバイエルンの完勝。前半ほぼ互角であったにも関わらずこの点差に持ってくバイエルンはやっぱりさすが。そしてロッベンはやっぱり相当うまい。
 
試合終了後、帰り道でパラパラ試合に関して議論している現地ファンの声も聞けた。「前半のジルーのヘッドを外した時点で試合は決まってしまった」だとか「いったんヨーロッパカップに出て自信付け直したほうがいいだとか」。意外にベンゲル解任を求め怒り狂うファンは見かけなかった。
 
本場イギリスのサッカー文化の根付き具合はすごかった。国全体のフットボールIQの平均値が非常に高い。是非一度生で見に行くことをお勧めします!

ルートン空港へ

試合が終わり、翌朝6時のオーストリアのウィーン行きのフライトのため、ルートン空港へ。続きは後日書きます。

スピッツの「正夢」の歌詞の意味を考察してみた

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今日はスピッツの「正夢」という曲の意味を考えていく。
 
この曲がシングル曲の割にはそこまで知名度が高くない。
 
しかし僕の中ではスピッツの代表曲の一つと言ってもいいんじゃないかと思うくらい名曲だと思いう。
 
僕は「正夢」に対して二つの説があると思う。どちらの説にも共通するのは、現段階で主人公は彼女と離れ離れになってしまっているという事。
この軸から「正夢」の歌詞の意味を考察していきたい。

復縁を目指す青年の歌?

「正夢」というのは主人公が昨日見た夢のことなのだろう。
目が覚めると青年は寝癖も直さずに商店街を駆けていく。
届くはずがないとどこかで思いながらもほんの少しの可能性に掛ける主人公。
ハネた髪のまま飛び出した 今朝の夢の残り抱いて
冷たい風体に受けて どんどん商店街を駆けぬけていく
「届くはずない」とかつぶやいてもまた 予想外の時を探している
恐らく主人公は相手に多くを求めすぎたのだろう。そんな単調な関係に嫌気がさしてとうとう彼は別れを切り出してしまった。
 
しかし彼はある日夢で彼女と小さなプールでじゃれ合うような小さな幸せがそこにあったことに気づく。
どうか正夢 君と会えたなら
何から話そう 笑ってほしい
小さな幸せ つなぎあわせよう
浅いプールでじゃれるような
ずっと まともじゃないってわかっている
笑ってほしいという素朴な願いや浅いプールでじゃれるというかわいらしい表現は何とも草野さんらしい。
そして最後のまともじゃないってわかっているという基地外感もまたスピッツの持ち味なのである笑
 
例え大げさでもいいから本音を伝えあって、うわべだけの関係ではない本当の信頼関係を二人で気づいていきたいと主人公は考える。
デタラメでいいからダイアル回して 似たような道をはみ出そう
という言葉選びが秀逸である。 

この曲も「死と生の架け橋の歌」なのか?

もう一つの解釈はスピッツ工学(今勝手につけた笑)の定番である死と生の話。
 
青年の恋人はすでに他界してしまっていると考えてみるとこの曲の聴こえ方が変わってくる。
あのキラキラの方へ登っていく
「キラキラの方へ登っていく」というのは純粋な恋愛をする上の喜びなのかもしれないし、まだ見たことのない死後の世界を草野さんは「キラキラ」と表したのかもしれない。
いつか正夢 君と会えたら 打ち明けてみたい 裏側まで
愛は必ず最後に勝つだろう 
そういうことにして 生きてゆける
あのキラキラの方へ登っていく
「愛は必ず 最後に勝つだろう」ここで主人公は感情に任せてかなり強引でかつ非合理的な結論に対して腑に落ちる。
 
が、しかし彼はここでこうも言っている。「そういうことにして生きてゆける」ここで完全に「生と死」論は破たんしてしまったw
 

結論

という事で今回の考察では「生と死」論は機能しないことが分かった。
 
しかし長年スピッツを聞いてきた一ファンからすると、どうしてもこの可能性を考えてしまうもの笑
 
スピッツの曲の主人公は実は装飾に見せかけて肉食で強引な男子が多い。「正夢」の主人公もそうなんだろう。
 
そしてこれらの主人公たちは度々危ない橋を渡る。「正夢」もそう。傷ついて終わってしまう可能性を孕みながらも彼らは深く黒い谷を飛び越えようと試みるのだ。
 
それがまるで生の世界と死の世界を行き来するほどの無謀さがあるように見えてしまう。そんな怖いものなしの無双状態に入った主人公に我々スピッツファンは惹かれてしまうのかもしれない。
 
 

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【2017年春の旅6日目】ノーリッジ滞在記 イギリスの田舎町の様子レポートします。

イーストアングリア大学について

夜行バスでロンドンを出発したのは23時半。ノーリッジに到着したのは午前3時。大学構内のバス停に到着。University of East Angliaに留学する友人の寮に宿泊する。ヨーロッパの寮では一般的らしいが、男女が同じフロアで生活していたのが日本との違いを感じた部分であった。午前中は友人の授業に参加。

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大学内にはスーパーやレストラン、バー、クラブ等が揃っており大学内で暮らしが完結するようになっていた。特にクラブの文化は根強いそうで、ほぼ毎晩パーティーが開かれているらしい。金曜日には長蛇の列ができるほど人が集まるみたい。
 
そしてUniversity of East Angliaを散策。とにかく広い。。。学校内に湖もある。夏場はキャンプやバーベキューをするらしい。イギリスでは大学は公園のような感覚で町の人々のふれあいの場所にもなっているそう。

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ノーリッジのセントラルの様子

15分ほどバスに乗ってセントラルへ。ヨーロッパの田舎の町という雰囲気。人が少なくて落ち着いている。

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昼食はフィッシュアンドチップス。美味しいけれど食べているうちに飽きてしまう。

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雑貨店に入ると古着や昔のQWERTYキーボード、ビートルズを初めとするイギリスの名アーティストのレコードやレコードプレイヤーなどなどが売られていた。ここは元々数百年前にできた教会だそう。

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町は一通り生活に必要な店が揃っていて、住んでいてもそこまで不自由はしないだろうという感じであった。スーパ―やショッピングモールなどもあった。

本屋にはBrexitやトランプ当選などについて冗談めかした本も売られていた。

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中心街にあるショッピングモールへ。こちらにもノーリッジ・シティのグッズショップがあり、チームの帽子を購入した。
 

 

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モールの中にはAmazon宅配ボックスがあった。正に今日本で問題になっている宅配問題はここにもあるのだろうか?
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ノーリッジ大聖堂へ

続いてノーリッジ大聖堂へ。ノーリッジで唯一の観光地といってもいい場所かもしれない。

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(大聖堂の中になぜか日本風庭園)

ノーリッジ・シティFCホームスタジアムへ

そしてノーリッジ・シティFCのホームスタジアムであるCarrow Roadを訪れる。

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(スタジアム周りのパブ街。試合の日は大勢人が来るんだろうなぁ)
 
残念ながら昨年2部リーグに降格したものの、試合のある日曜日にはスタジアムが満席になるらしい。スタジアムはセントラルからも25分と一応歩ける距離。車かバスを使えば10分~15分程度でつく。

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明日はロンドンに戻りチャンピオンズリーグラウンドオブ16のアーセナルバイエルンミュンヘン観戦記を書いていく予定です!

ZOZOTOWN前澤友作氏の買い物に見るモノ消費とコト消費の話

先日こんな記事が話題を呼んだ。
 
ZOZOTOWNの前沢社長がバスキアの作品を62億円で落札し、アート界で名が広まり、あのレオナルド・ディカプリオの自宅に招かれたという話だ。
 
前澤氏はお金の使い方が本当にうまいと思う。前澤社長の豪快な金の使い方は今回のバスキアのみではない。
 

前澤友作氏の豪快すぎる買い物

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前澤氏といえばプライベートジェットを所有していることで有名だ。
このプライベートジェットを利用して社員や経営者、名だたる経営者たちと交流を図っているそうだ。
娯楽であり、かつ最高の社交場に対して彼は数十億円を投資したといわれている。
 
そのほかにも前澤氏は推定100億円の豪邸を建設するなどお金の使い方がとにかく豪快。
 
彼はプライベートジェット、アート作品、豪邸などに一般人の想像を絶するような金額を投じている。しかし彼の買い物には必ず意味がある。

 

 

各界で活躍している人物のお金の使い方

今回のバスキアに関しても、彼はアート界において一目置かれる人物となった。ライブドア事件以降、日本の経営者は小さくまとまってしまっている。サッカー日本代表本田圭佑も代表戦の際に空港に着くたびに高価な衣装を纏い子供たちに夢を与えている。彼らのこのようなふるまいは一部の人からは妬まれるかもしれない。しかし彼らの目的は必ずしも人の上に立つことや権力を誇示することではなく、世界を変えるための足掛かりとして巨額な投資をしているのではないだろうか。
 
ソフトバンクの孫正文氏は本社にVIPをもてなすためのプライベート空間を所有しているそうだ。
そこには浴場やカラオケなど豪華設備が用意されているらしい。前澤氏やスティーブ・ジョブズビル・ゲイツ等も浸かったことがあるそうだ。日本でiPhoneが進出した当初、ソフトバンクからのみ提供された理由は、こういったもてなしの心が関係しているのかもしれない。
 
金を使うことその者を嫌う人々や嫌儲主義の人々は多いが貯金からは何も生まれない。近年モノ消費からコト消費へと時代が移り変わっているという論調がある。これは最もだが、自らが所有者サイドに回りそれによる恩恵をたくさんの人にシェアする人間となることによって、自らのバリューを高めることが出来るのではないだろうか。
 
実際前澤氏はツイッターでもこのような発言をしている。

 

金の奴隷から解放されるには金を巧みに使うことしかないのかもしれない。お金は使わない限り膨らまない。どんな立場にいようが貯金をして貯まるお金で満足している限り我々は一生労働者のままなのである。

 

【2017年春の旅5日目】フランスからロンドンへドーバー海峡を船で渡る ロンドンの旅情報

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リールからロンドンへ!

フランスのリールを去り、次に向かった先はイギリスのロンドン。
 
リールの駅からOUIBUSに乗り、海側へと向かう。今回のOUIBUSも60MBまでであればWi-fiが使える。

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1時間半ほどバスに揺られ、港に着く。
港では両国の出国審査と入国審査が行われる。
 
審査が終わりバスに戻る。バスが船に乗り上げるのだがここで1時間以上またせられる。おそらくバスを順番に乗せていくためだろう。

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バスが船の中に入っていくと、再びバスから降りるよう指示がある。階段を上り客室へ。内装もそこそこきれいで、スタバ等のカフェやコンビニ、免税店などもあり充実している。屋外にも出ることが出来、巨大な船から壮大な海を眺めるというレアな体験もできた。イギリス行の他にも北欧やスペインなどに行く

 

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フェリーもあるそうなので、船旅を楽しみたければこちらを試してみてもいいかもしれない。
1~2時間をかけてドーバー海峡を渡り、イギリスのドーバーへ到着。そこからさらにバスでロンドンに向かう。ここもなんだかんだ時間がかかり、当初15時到着の予定だったビクトリアコーチステーションに着いたのは17時だった。基本的にロンドンからその他の街にバスで行く際はビクトリアコーチステーションを利用することになる。
 
ビクトリアコーチステーションからバッキンガム宮殿は歩いて15分ほどの距離。ロンドンではウーバーが気軽に使えるのでこちらを使ってみてもいいかもしれない。その他にもレンタルサイクルやバスを使って回ってみるのもよいかもしれない。下記のサイトにロンドンの交通手段がよくまとまっている。

ロンドン観光地巡り

バッキンガム宮殿からウエストミンスター・ビッグベンは徒歩15分ほどの距離にある。ロンドンは観光名所が非常にコンパクトにまとまっているので周りやすい。基本的に雨が降ったりやんだりという天気だが、それほど強い雨は降らないので誰一人として傘を持ち歩かない。
 

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 ビッグベンからナショナルギャラリーも徒歩15分ほど。トラファルガー・スクウェアの塔が目印となる。ナショナルギャラリーにはゴッホのヒマワリの原画があったり、アートがわからない私ですら感動するレベルの絵がたくさんあった。入場料金は無料で10時から18時、金曜のみ10時から21時の間は開いている。
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ロンドンの食は微妙・・・

夜はフィッシュアンドチップス。ロンドンの弱点といえば食である。この日私は昼ごはんをろくに食べていない中でロンドンについたのだが、気軽に食べられるおいしいグルメが全くないのだ。コンビニに入ってそんなにおいしくないパンを買うか、わざわざカフェに入って7~800円払いコーヒーとパンを食べるくらいしか選択肢がないのである。もちろん屋台なんてない。ロンドンの料理は昔と比べてマシになったとよく言われるが、グルメの文化に関してはロンドンは全く魅力を感じなかった。
 
一方パブはかなり多いようで、夜の街は賑わっているようだ。私も夜ハブを訪れたが平日にも関わらず、ほぼ満席というくらい人が入っていた。

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ロンドンの街並みは歴史を感じさせるものが多い。おしゃれな建物が多いオランダとは違い、重厚感があって味のある建物が多い。ヨーロッパの中でも国によって建物の雰囲気が全く違うというのが面白かった。
 
夜、再度ビクトリアコーチステーションに戻り、友人が住んでいるノーリッジにバスで向かう。
 
ロンドンには再度アーセナルバイエルンミュンヘンチャンピオンズリーグを観戦するために訪れる。エミレーツスタジアム周辺情報等はそちらに記載する予定なので良ければ読んでみてほしい。

春を更に楽しむ!おすすめの春の歌8選!

こんにちはナサケモノです。
 
今年は4月に入っても寒い日が続きやっと春らしくなってきました。
 
ということでナサケモノがおすすめする春の歌を8選ご紹介したいと思います。
 

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 【今回紹介する曲たち】
スピッツ 「春の歌」
きのこ帝国 「桜が咲く前に」
くるり 「春風」
くるり 「さよなら春の日」
レミオロメン 「茜空」
パスピエ 「永すぎた春」
Mr.Children 「ハル」
ウカスカジー 「春の歌」
 

スピッツ「春の歌」

まず最初に紹介するのはスピッツの「春の歌」です。
 
爽やかでかつ壮大なメロディーと歌詞。
 
春になり。何かがリセットされてこれからまた頑張っていこうと思わせてくれる一曲です。

きのこ帝国「桜が咲く前に」

記念すべききのこ帝国のメジャーデビューシングル曲。
 
思春期を超えて大人になっていく主人公の心情を描いた歌。
 
ネガティブな詩とボーカルの佐藤さんのか弱い声。
 
イントロの美しく儚いギターのリフとアウトロの力強いリフの対比が最高です。

くるり「春風」

心まで温まる優しいメロディーと歌詞。電車や汽車に乗るときにぴったりの一曲。
 
ここで涙が出ないのも 幸せの一つなんです

 

 
という歌詞が個人的にはとても好きです。
 
春の歌というと卒業を題材にしたものや出会いと別れの歌が多くお涙頂戴系の歌が多いですよね。
 
この歌詞はそんな岸田さんの少しひねくれた一面が垣間見えていいんですよ笑
 

www.youtube.com

(short.ver)のMVです。

itun.es

くるり「さよなら春の日」

またしてもくるりから「さよなら春の日」という曲です。
 
この曲は後ろで流れているバイオリンのメロディーがすごくヨーロッパっぽくて旅のお供には持って来いの曲です笑
 
旅路で出会った人との別れみたいなものが舞台になっているのだと思います。
 
くるりの歌詞は日本語の美しさをフル活用した曲が多く、この曲もとにかく歌詞が美しく、もはや文学の域に達していると思う。
 
それとくるり特有の間奏のタメのようなもの(音楽知識が乏しくてごめんなさい。。。)があって心地よいんですよね。

レミオロメン「茜空」

この歌は本当に春には聞かずにいられないんですよねぇ。
 
この歌も歌詞がめちゃくちゃ綺麗。藤巻さんは自然の描写と心の情景をマッチさせる技術がすごいと思う。
 
そしてサビの破壊力が半端ない笑
最後の転調も破壊力しかない笑
 
こんなん売れるに決まってるやろ!っているメロディーですよね。
 
「そう春だから」
でなぜか妙に納得させられるんですよねw
 
悔しい。でも感動しちゃう。

パスピエ「永すぎた春」

アートとかよくわからないナサケモノですが、パスピエのカオス感が結構好きなんですよね。いい意味で毎度期待を裏切ってくれるバンドです。
 
歌詞は三島由紀夫氏の「永すぎた春」からインスパイアを受けているそうです。「永すぎた春」というフレーズは慣用句のようになっているらしく、長く付き合い続けたものの結局結ばれなかった恋愛のことを意味するそうです。それを踏まえて聞くとまたいいですね。
 
始まりと終わりのメロディーがまたかっこいい。
最後の「美しいものこそが、儚いものであった」というフレーズの必殺技が決まった感が半端ないです笑

Mr.Children「ハル」

春の風を受けた時の解放感みたいなものを感じさせてくれる一曲。
 
夜が明けて朝になり、春がやってくるみたいな歌なんだと思う。
 
小さなモヤモヤみたいなものを全て吹き飛ばしてくれるようなうる美しい春の歌。
 
歌詞の中に過去のミスチルの曲の歌詞のキーワードがパラパラと散りばめられているのも面白い。

ウカスカジー「春の歌」

1曲目がスピッツの「春の歌」だったので最後はウカスカジーの「春の歌」で締めます。
 
この歌はウカスカジーの曲なんですけど、FM802のキャンペーンソングバージョンとウカスカジーバージョンがある。私はFM802バージョンをお勧めするのでこちらのリンクを張っておきますね笑
 
メロディー歌詞ともにミスチルっぽい超王道な感じなんですけど、やっぱ桜井和寿すげぇってなります。ボーカルが「笑っていいとも!の最終回かよ」ってくらい豪華なメンバーです。
 
「春の歌」というタイトルが発表された時に「春の歌」といえばスピッツやろっていう反応が多く、かなりハードルが上がっていたところを期待通りの仕上がりに持っていく桜井和寿の凄さに感動しました。
 
桜井和寿の初プロデュース曲でもあって後のアルバム「Reflection」にも通じてると思うんですよね。
 
PVもめちゃくちゃ泣けるし是非一度聞いてみてほしいです。

総括

全体的に名イントロの曲が多い気がしますね春の歌は。出会いと別れとか過去との決別とか人生の通過点のような形で春を捉えるというのは4月に移動や学年の変わり目などがある日本の特徴なのかもしれないですね。という事で今回おすすめした曲たちの中で一つでも気に入ってくれたらうれしいです!

【2017年春の旅行3・4日目】 フランスのリールでのんびりした話

フランスのリールへ

3日目と4日目はフランスのリールに住む友人宅を訪れた。初めに言っておくとリールには観光目的というよりは完全に人に会うことが目的であったため、旅行記をかけるほどのコンテンツがない・・・笑 日記のような内容だができるだけ読者の方のためになるように書いたので読んでみてほしい。

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↓この旅のこれまでの経過はこちらから↓

dorgan.hatenablog.jp

【目次】
  • バスチケット予約日が一日ずれてた!
  • アムステルダム→リール バスの旅

  • リールの街を散策
  • リールの夜

 

 バスチケット予約日が1日ずれていた!

移動前日の夜に不祥事に気づく。OUIBUSという会社から買ったアムステルダム→リールのチケットが一日ずれていたことに気づいたのは前日の深夜1時笑
急遽次の日のバスを予約しようとするも、前日予約だと金額が高い。。。他のバス会社で探してみたところ、Flixbusという会社であれば19ユーロで当初予定されていた15ユーロからのダメージを最小限に抑えることが可能であることが分かった。しかも幸運なことにOUIBUSからはドタキャンにもかかわらずキャンセル料は取られず、全額が返金された。

アムステルダム→リール バスの旅

朝の9時ごろのバス停へ行きリールへ出発。バスの中ではWi-Fiが使えて便利。ただし60メガまでと利用限度が定められている。Wi-Fiを繋ぐ前に規約が出てくるが、高速バスのWi-Fiは限度が定められているケースが多かった。ベルギーのヘントやブリュッセルを経由してリールに着いたのは13時頃。なんだかんだ4時間くらいかかった。。。

 リールの街を散策

バス停の近くで友人にピックアップされ、車で友人宅へ。ヨーロッパではPaypassというMastercardが提供するコンタクトレスカードによる決済がかなり普及しているようで駐車場料金もこれで支払いをしていた。
 
友人宅につき荷物を置いたらマックへ。私の中で海外でチェーン店に入るのはご法度だというポリシーがあるのだが、田舎なので他の店は開いていないということでマックへ笑
日本のマックでもだいぶ導入が進んでいるようだが、セルフレジで会計を済ませる。もちろん味は日本と一緒笑
 

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その後友人宅に戻り、一休みしてからセントラルへ。友人の母に駅まで車で連れていってもらい、そこから電車で20分ほど。リールの中心街にやってきた。結構人も多くて栄えている。Apple StoreH&Mなどの店舗も出ており、近代的なショッピングモールもあった。こちらを散策しつつ、町の雰囲気を楽しんだ。
 

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リールの夜

夕食はトルコ料理ケバブ。ヨーロッパは特にケバブのレストランが多い。金額は5ユーロ。日本円で600円程度だが味はそんなに笑

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ケバブを食べてからバーに移り、友人の友人たちと合流。西洋人は友達の友達でも平気で同席させたりする。日本人もやる人はやるが、西洋人はとてもフランクに友達の友達は友達的な感覚があって個人的には好きな文化だ。
 

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バーは満席で仕方なく外のテーブルで飲むことに。外の席もなかなかにぎわっているのだが、、、、とっても寒いのである。恐らく気温は8度以下くらい。
そんな中平気な顔してビールをがぶがぶ飲む彼らの神経を疑ってしまった笑
僕は何度も寒いと駄々をこねるのだが、僕の友人らは「ビールを飲めばあったまるよ^^」としか言ってくれない笑
「ビールって夏の暑い中キンキンに冷えたの飲むからうまいんじゃねぇのか?」と思いつつも我慢することに。。。
携帯でお題が出されてそれに答えれなかったら酒を飲むというゲーム(名前を忘れてしまった)をやった。
ビールのアルコール濃度が強くてしかも苦いので結構つらい笑
その後数時間飲み続け、店を出る。
 
場所を変えて今度は立ち飲みのハブのような場所に行く。そこであった男性と何故かISのテロや移民について語り合う笑 フランス北部のリールはパリのテロの後ベルギーに実行犯が逃げたというニュースが流れかなり緊張感が走ったらしい。
 
で、夜の3時過ぎにクラブに行こうという話になった。クラブ通りはまさにスラム街といった感じであった。黒人やイスラム系、アラブ系の人々がたくさんいた。
彼らは社会から虐げられているのだろうか。何か苛立ちや狂気に満ちた雰囲気であった。結局どのクラブも閉店の時間が近づいていたため、入ることが出来なかった。
 という事で友人の友人に車で家まで送ってもらう。
 
リールは観光名所でも何でもない町だ。先にも述べたように観光目的で来たわけではなく人にあいに来ただけである。
なので4日目は正直書ける内容がない。。。
家でのんびりして、スーパーで買った食材でサンドイッチを作ったりワイン飲みながら談笑したりした程度であったので割愛させていただく。
 
本当に日記のような誰得でもない話ですみません笑

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