【旅行2日目】アムステルダム観光 ホテル選びやアムステルダムの観光名所につい
アムステルダムのホテル選びで一応考慮しておくべきこと
センター街
タバコ感覚でウィードを吸うオランダ人!
映画館までおしゃれ!
夕方から我々は映画館へ行き映画鑑賞をした。こちらの映画館も100~200年ほどの歴史のあるPathé Tuschinskiという映画館で、日本では6月公開予定のLOGANという映画を鑑賞する。映画館なのに横断幕がついており、趣があった。席の値段分けもされており、VIP席では横になりながら鑑賞することも可能であり、西洋はエンターテイメントの値段分けの部分が進んでいるように感じた。
アムステルダム名物の風俗街「レッドライトロード」へ
アムステルダム総括
【旅行初日】 まさかのトランジット失敗!すべての旅行者に知っておいてほしい教訓
まさかのトランジット失敗!そこから学んだ教訓
ロンドンのヒュースロー空港は施設が結構充実してた
海外旅行系の記事も書いていきます!3月の20日間のヨーロッパ旅行総括
私の海外旅行経験
私事で恐縮だが、ここ一年ほどで幾つかの国を巡ってきた。昨年の夏はラオス、タイ、ミャンマー。秋には韓国。年始には台湾。そしてこの春イギリス(ロンドン、ノーリッジ)、オランダ(アムステルダム、ライデン、デルフト、ティルバーグ、ザーンセ・スカンス)、ベルギー(ブリュッセル)、フランス(リール)、ドイツ(ドルトムント、ベルリン)、オーストリア(ウイーン)、ハンガリー(ブダペスト、コマロム)と中国(上海)を回った。
3月1日から3月24日までは主にヨーロッパ(最後の4日は上海)を旅していたのでその際の旅行記も書いていく。これから同じ国に行くことを検討されている方の役に立てれば嬉しい。
今回のヨーロッパ旅行の総括
今回の旅は主に観光と少しばかりのビジネス目的と向こうに住む友人たちへの訪問の為であった。なのでフランスのリールやロンドンのノーリッジ、オランダのティルバーグ、ハンガリーのコマロムなどは観光向けの場所ではないかもしれないが、そこで見たもの聞いたことなどもとりあえず記事は作成する予定だ。
今回の旅程
3月1日東京出発
3月2~4日アムステルダム
3月4~6日リール
3月6日ロンドン
3月7~8日ノーリッジ
3月8~10日ウイーン
3月10~12日ブダペスト
3月12~13日コマロム
3月13日ライデン、デルフト、ロッテルダム、ティルバーグ
3月14日ティルバーグ
3月15日ザーンセ・スカンス
3月16日ブリュッセル
3月17日ドルトムント
3月18日ベルリン
3月19日ティルバーグ
3月20日上海へ移動
3月21~24日上海
物価と食事
ハンガリーを除いてヨーロッパは全般的に物価が高かった(貧乏旅行をしていたので笑)。毎日外食で20代男性の食欲が満たされる量を食べるとなると一食10ユーロから20ユーロ(2017年3月27日現在のレートで言えば約1200円から約2400円)ほどかかる。これを毎日続けると結構なコストになる。。。朝食抜きの一日二食等で対応するのも手ではある。食はカロリーが高めで値段の割に味のクオリティがイマイチなものも結構ある笑
20日間のヨーロッパ滞在の総予算
自分でホテルをとったのが全体の内4日しかなかったためあまり役に立たないかもしれないが、往復の飛行機と交通費全て込みで約20万円程であった。
英語力
基本的に英語は割と通じるがイギリスから離れれば離れるほど英語のレベルは下がっていった。オランダなんかは日常生活でも英語を使うレベルで話せるが、オーストリアやハンガリーではだいぶ通じにくくなった。
治安
物乞いはかなり多かったが基本的に危ない思いはほとんどしなかった。物も取られていない。とは言え私がロンドンを訪れた数日後にウエストミンスターでテロが起きているので100%安全な場所は日本を含めてどこにもない。国内外問わず携帯と財布などの貴重品を警戒する意識を常に持っていれば取られる確率は軽減できると思う。今回は訪れていないがイタリアは治安が悪いそうだ。私の知る限り3人の友人がイタリアで貴重品を盗まれている。場所によっては最大限の警戒を持つ必要があるのでそれだけは留意しておくべきだと思う。
気候
3月とは言えかなり寒かった。ベルリンでは朝晩は3度なんてこともあり、日本の3月よりも寒い。ヨーロッパでは5月頃から本格的に暖かくなってくるそうだ。なので3月に行く場合は日本の真冬並みの防寒対策をしていくと良いだろう。ロンドンは特にそうだが雨が多い。しかし基本的に大雨にはならないので傘を持ち歩く人はほぼいない。しかし雨が気になるようなら折り畳み傘を一つ持っていっておいても良いだろう。
以上3月のヨーロッパ旅をざっと総括したが、一つ一つの都市の細かい情報はまた別記事にて説明させていただく。
【書評】藤沢数希氏著『「反原発」の不都合な事実』から見る民主主義とマスメディアの融合が引き起こす最悪の現象
311以降我々日本人は原発問題という大きな課題を突きつけられ、これまで多くの議論がなされてきた。福島産の食品への過剰な偏見や避難区域から転校してきた子どもへのいじめ等いわゆる風評被害が国内外問わず起きている。菅直人内閣時代から原発の停止が進められ再稼働が困難な状態が続いている。
本書では原発の経済的合理性、各発電方法により失われる人命の数、原発以外の発電方法の多大なリスクがわかりやすく説明されている。風力や太陽光などの再生可能エネルギーは極端にエネルギー密度が小さく火力発電でそれを賄う必要があり、大気汚染による被害者を出してしまう。またエネルギー密度が低く高価な電力を国民が強制的に購入させられ、更に国が補助金を支給しているという現状には経済的非合理性を感じざるを得ない。
原発は近隣住民に大きなリスクを背負わせてしまうという大きな弱みを持っている。藤沢数希氏も本書内で述べているように、近隣の人々には何かしらの恩恵が与えられるべきであるし、原発の電力の恩恵を受ける人々はそのことに感謝しながら生活をしていく必要がある。しかしメディアの過剰なまでの報道やネットに流れるデマを信じ込み、感情に身を任せて「反原発」と叫んでしまうのは大きな問題である。
民主主義とメディアが融合するとこのような非合理的選択が生まれてしまうことが少なくない。資本主義市場を活きるメディアのKPIは当然発行部数、視聴率、PV数等になってくる。民主主義における政治家のKPIは民衆からの支持率になる。メディアはビュー数が稼げそうな刺激的なネタを過剰に報道することによってKPIの達成を目指す一方、政治家はそれらの報道に乗っかり民衆を誘導したほうが支持率が上がるという構造になってしまっている。だからこそ原発停止や豊洲移転延期という政治的パフォーマンスが行われる。豊洲に関しても原発と問題の構造はほぼ同じで小池知事自身も豊洲の安全を認めながらも都民による安心がないという。豊洲よりも築地のほうがよっぽど危険で、移転延期による費用も莫大であるにも関わらず、世論においては感情論が先行してしまう。舛添前都知事辞任の際も舛添氏が豪遊した財産などせいぜい数千万だが彼を辞任させ、再選挙を行うための費用は数十億に登る。で、代わりに就任した小池氏がこの有様。。。(もちろん良い部分もあるけれど)
このように世論の大きな動きはロジックに基づくケース以上に感情に基づくケースが多い。マスメディアによる垂直統合時代が終わり、誰でもメディアになれるようになった。こんな時代だからこそ藤沢数希氏のようなSNSにおけるインフルエンサーがこのような声を上げていくことが非常に重要になる。また我々も報道されている内容がどのような意図を持ち、どのようなロジックに基づいているのかを理解し物事を発信していく必要に迫られている。
藤沢数希氏の『「反原発」の不合理な事実』は約200ページと長すぎず、専門知識がなくても読める内容となっている。今後の日本のエネルギー問題を考える上で読むべき一冊と言っても良いだろう。
Mr. Childrenの「僕らの音」に見る桜井和寿の作詞の世界
今回は初めてスピッツではないアーティストについて書いて見る。
Mr.Childrenの「僕らの音」の解釈に関しては諸説ある。この曲は桜井和寿の作詞の巧さが顕著に現れた一曲であると思う。彼の作詞の一つの特徴としてミクロとマクロを同じ視点から描くという点が挙げられる。
この曲は初々しい恋の歌とも捉えられる一方何か社会の大きな問題に関して歌っているようにも捉えられる。ファンの間では911の影響を受けたという解釈が多く、アルバム「HOME」に収録されている「もっと」と同時期に作られた曲であり、その「もっと」がグラウンドゼロから影響を受け作られた曲であるということを桜井自身も述べている。
出だしの歌詞はまさにそんな不安定な世
情勢から影響を受けている。
Bye bye bye bye bye bye
風の音が 鳥の声が
別れの歌に聞こえる
物悲しげな曲の始まりはこの曲の優しく切ない世界感を醸し出している。
君は九月の朝に吹き荒れた通り雨
叩きつけられて
虹を見たんだ そこで世界は変わった
主人公は人を想うことを通して世界の全てが愛を歌っていることに気づく。それと同時に人の儚さや虚しさも知ってしまう。
そして二番のサビでは桜井和寿節が炸裂しており秀逸である。
名作と呼ばれる作品を見たり聞いたり読み漁ったりして
大人を気取って少し無理して暮らした
だけど君のこととなると途端にわからなくなる
恋するだけの阿呆になり
ただ ただ ただ 胸が苦しくなる
色んな知識を得た賢くなっていっても、恋だけはその知識が応用出来ないことを主人公は知り。世界の様々なニュースを知っても自分の一番大切な人のことをわかってあげられず、ただ胸の痛みだけが残るという恋愛における虚しさや苦しさを巧みに描いている。私は桜井和寿のことを「感情の微分の天才」だと思っている。小説家や詩人のような情景描写が彼はとにかく上手い。
相手のことを少しずつ理解し、少しずつ距離を縮めていけたらいいという主人公の願いがこの曲には込められている。その気持ちの背景には911やそれによる紛争など相手への愛に欠ける行為が世の中に蔓延していた時代背景が隠れている。
「僕らの音」は世界の片隅の小さな恋愛の物語と別の世界で起こる大規模な紛争に対する願いが込められた歌なのではないだろうか。
- アーティスト: Mr.Children
- 出版社/メーカー: トイズファクトリー
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スピッツの雪風に見る死と再生の物語
今日は2015年発売の雪風について分析して見たい。
まず1音目を聞いた瞬間にホッとする感覚やAメロの優しいメロディーがなんともスピッツらしい。スピッツとしては珍しく冬の歌である。雪風というタイトルもとても美しい。
ボーカルの草野さんはこの曲を死者の目線から歌った歌と述べている。この視点から雪風を分析していく。
この曲は現実の世界で繋がらない誰かが自分の背中を押してくれるような安心感を与えてくれる。もう会えなくなってしまった人からこんな言葉をかけて欲しいという視点で歌詞を書いたのかもしれない。そんな優しい応援歌でもある雪風だが特に感動的なのは二番の歌詞だ。
現実と離れたとこにいて こんな風に触れ合える事もある
もう会えないって嘆かないでね
お願い 夢醒めたら 少しでいいから
無敵の微笑み見せてくれ
君は生きてく 壊れそうでも愚かな言葉を誇れるように
主人公は失ってしまった人のことが忘れられず、心の中でずっとその人と会話をしていたのかもしれない。そんな中「もう会えないって嘆かないでね」という歌詞にもあるように彼らの最後の交信がこの歌の中では描かれているのかもしれない。そしてこの夢が醒めても自分自身の信じた言葉や道を信じて歩いていって欲しいというエールがサビの中では描かれている。「愚かな言葉」とはまさに世間的には受け入れられなくても自分が正しいと思う言葉や思想を信じて歌い続けるスピッツ魂のようなもののことだろう。
その後の間奏は主人公が「巻き戻しの世界」から時空を超えて現実の世界に戻る過程なのだろう。
涙が乾いてパリパリの冷たい光受け立ち上がれ
まだ歌っていけるかい?
最後に主人公は失ってしまった誰かと別れを告げ大粒の涙も渇き、これから先の世界で強く生きていく決意をしたのであった。
そんな別れとはじまりの物語が「雪風」では描かれている。
マンガ書評「からかい上手の高木さん」
今回は初の書評ということで、「からかい上手の高木さん」というマンガの書評を書いてみたい。
このマンガは無料お試しで1巻をたまたま読んでしまい、続きが気になって4巻まで読んでしまった。最新刊の5巻は未だ読めていないが書評を書いていきたい。
このマンガの魅力は何より主人公の西方の童貞力と高木さんの可愛さだろう。西方はとにかくおっちょこちょいで毎回高木さんにはめられ、からかわれてしまう。西方は高木さんのことが好きで、彼女の一言一句に動揺してしまう童貞感が多くの男子の共感を呼ぶ作品になっているのではないだろうか。また回の終わりごとに高木さんが西方に好意のあるような描写が盛り込まれており、これがまた甘酸っぱい青春ラブコメディーという感じである。
男性というのは女性よりも子供っぽく、女性の手玉に転がされてしまう男性は多いと思う。そんな男性にとって西方の気持ちというのはかなり共感できるのではないだろうか。一方高木さんほどあざとく、色っぽいあの雰囲気をまとった中学生もそうそういないと思うが笑
しかしこのような青春マンガやラブソング、恋愛映画などには疑問に思うことが多々ある。何故か童貞力のある男が女の子に好意を持たれる傾向にあるのだ。たとえばJ-Popの歌詞でも女性に一途な男性が美しく描かれたり・・・。藤沢数希さんの恋愛光学で言うところの非モテコミットを美しく描くクリエーターは実に多いのだ。こういった風潮がある種に我々の恋愛観を歪ませてしまっている部分もあるのかもしれない。
そんなことも考えてしまったが、とにかくこの「からかい上手の高木さん」はストーリーがとにかく可愛らしく、青春の淡い思い出が蘇るポップな作品となっているのでぜひ読んでいただきたい。
「からかい上手の高木さん(1)」
ついでにちょっと触れた藤沢数希さんの本もリンク貼っておきます笑
「僕は愛を証明しようと思う」