ナサケモノの日記

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【ネタバレあり】映画 ファウンダー レビュー

当時アメリカのバーガーショップで当然とされていたドライブイン方式やトレーを廃止し、製造ラインの徹底的な効率化を図ったマクドナルド兄弟。その仕組みの将来性を見抜き、フランチャイズ化させ、世に広めたレイ・クロック。マクドナルド兄弟が創った仕組みやブランドが、レイ・クロックによって徐々に支配されていく過程が描かれている。

画期的な発明の原液を作る能力とそれを世界規模のものにする能力は別物であるということは往々にしてある。実業家の堀江貴文氏もアイディアには価値はなく、大事なのは実行力だと説いている。マークザッカーバーグ率いるFacebook社がSnapchatのアイディアをパクリ、徹底的に潰している様は本作で描かれているレイ・クロックの姿勢と重なる。

本作はマクドナルド帝国の成り立ちを美談として描いていない。劇中にもあるように、ビジネスとは戦争であり、溺れてる相手の口にフォースを突っ込まなければいけないというセリフからも、レイ・クロックという人間の非情さと執着心や根気を強さが伝わると思う。

そんなビジネスで成功するためのマインドセットを実例を用いて描いている本作は是非一度見ておくべき映画だと思う。