念願のチャンピオンズリーグ観戦!エミレーツスタジアムでアーセナルVSバイエルンミュンヘンを見てきた!ヨーロッパサッカー観戦の際の注意点も【2017年春の旅7日目】

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昼過ぎにノーリッジからロンドン行きのバスに乗る。目的はCL観戦!!
マンチェスターユナイテッドドルトムントがツアーで日本に来た際に見に行ったことはあるけれど、ヨーロッパの強豪同士の試合を現地で見てみたい!という昔からの念願がついに叶いました!やっぱり現地で見るガチな戦いはレベルが違いました。ちなみにチケットは18000円ほどでStabhubのwebサイトで購入した。チケットはイギリス国内にしか発送が出来ないので、向こうでの住所の送り先を確保しておく必要がある。私の場合は現地に住む友人の住所を指定したが、ホテルなども指定することが出来るらしい。Stabhubの日本人スタッフのメール対応も非常に素早く問題なくチケットを受け取れた。

エミレーツスタジアムへのアクセス方法

ビクトリアコーチステーションにバスは到着。時間には余裕を持たせたかったので、ついてから近くのCaffè Neroという有名なチェーンのコーヒー店にてWi-Fiを利用。

 

バスストップから徒歩9分ほどの場所にビクトリア駅という地下鉄の駅がある。
そこでロンドンの移動の支払いで必要となるOysterカードを購入。こちらは5ポンドで手に入れることが出来、あとからデポジットで返金してもらうことも可能だ。駅は割と大きくてわかりにくいが、こちらのカードはガラス張りの販売所にて購入が可能。Infoカウンターもあるのでこちらで尋ねると丁寧に案内してくれる。
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ロンドン市街からエミレーツスタジアムまではタクシーでも電車でも30分ほど。Victoria駅からVictoria LineのWalthamstow Central行きに乗り、Finsbury Park駅へ。そこからPiccadilly Lineに乗り換える。このあたりからからアーセナルのユニフォームを着ていた人たちが少しずつ出てくる。一駅でArsenal駅に着く。ここに来るとさすがにアーセナルファンがたくさんいる。大混雑とまではいかないが、なんとなく流れができているのでその流れについていくと徒歩10分もかからないくらいでエミレーツスタジアムにたどり着ける。都心からのアクセスが非常にいい。イギリス人にとってのサッカーのプライオリティの高さを感じざるを得ない。

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間近で見るエミレーツスタジアムはデカい!いつもテレビではピッチの様子しか映らないが、スタジアムの外は重厚感と歴史を感じるかっこいいデザイン。

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観光客もかなり多いように感じた。スタジアム前ではたくさんの人が写真を撮っていた。流石に日本人ファンが多いだけあって、そこら中から日本語が聞こえる。

入場前にトラブル発生!

スタジアム周辺に入る前に簡単な荷物検査をされる。そこで一人の警備員が僕に対して、「スーツケースは持ち込み不可です」というまさかの宣告。恐らくこの手の注意を受ける観光客がたくさんいるのだろう。荷物預け場所を書いた紙を渡してくれる。が、しかしもよりの預け場所は二つ先の駅だったので行くのが少し面倒。と、そこにもう一人の警備員が「スーツケースの持ち込みたぶん行けるよ。トライしてみ」という楽観的なアドバイスをくれた。とりあえずゲートまで行ってみることに。これまでいくつかの国を回ってきたが、海外では基本的に人のいう事を鵜呑みにすると損してしまうことが多い。とりあえずなんでも言ったもん勝ちになるケースがこれまで多かった。どうせヨーロッパもそんな感じだろ?という楽観的な思考で中に入ってしまう。。。
 
ゲートが開くのは6時半。ゲートの前には列ができており、並びながらもドキドキ。ゲートが開き、スタッフが登場。並びながら入場ゲートへ。案の定スタッフには「スーツケースNGですわ」と言われる。ここからが勝負だと思い、「外のスタッフは大丈夫って言ってた」「この試合見にはるばる日本にやってきて、ウォームアップから見たいんですよ~」「ここで預かってくんね?」「今回だけ特別にオナシャス!」と上目遣いでお願いする。するとスタッフの男性が裏のお偉いさんに相談しに行く。お偉いさんからも「ちょっと前まではよかったんだけど、正式にNGになりました」っていう通告。さっきの黒人の兄ちゃんに行ったことをそのままリピートするが相手は全く姿勢を崩さない。このまま粘るよりも荷物を速攻で預けに行ってウォームアップが見れなくなる時間を最低限にた方がいいと判断した。そして私は完全なる敗北を認めた。仕方なくスーツケースを引いて爆走開始。スタジアムの周りには非公式のグッズ販売店がたくさんある。 爆走しているうちにあるアイディアを思いつく。「この辺のグッズ屋のおっちゃんたちに預ければ何とかなるんじゃね?」。当時の僕には冷静な判断をする余裕はなかった。とにかくバイエルンアーセナルのウォームアップが見たかった。という事でグッズ屋のおっちゃんに「荷物預かって!」と懇願。おっちゃんも戸惑いながらも承諾してくれる。普通はあまりおすすめしないです笑

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とにかくいかなる場合もヨーロッパサッカーを見に行くときは荷物はとにかく最小限(理想は手ぶら)で行くことを強くお勧めする。
ということでゲートに戻り何とかウォームアップの前にスタジアムに入れた!

スタジアム内へ!

スタジアムに入るなり感無量。アーセナルウォーターとガナーズパイを購入し頬張る。ガナーズパイ結構うまい笑 ウォームアップで選手たちが登場!無事ウォームアップも見れた。生で見るとやはり選手たちがかっこよすぎる笑 

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そして選手入場シーン。どうしても一度聞いてみたかったチャンピオンズリーグアンセムも聞けたがまぁ生で聞いてみると普通だったw ボリュームも割と小さめ。
 
ファーストレグで1-5で負けてることもあってか若干空席も見え、ファンは静かめだった気がする(元来アーセナルファンはそこまで熱くなるタイプではないそう)。
 
ただやはりすごいなと思ったのは拍手のタイミング。サッカーをかなり見てきてるなぁと感じさせられるタイミングで拍手が起こる。綺麗にパスがつながったときであったり、前が詰まっててGKにバックパスしたときなんかにも拍手が起こり、ベンゲルサッカーがファンにまで浸透しているのを感じた。

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前半のウォルコットのゴールで会場が湧く。アーセナル決して劣ってるわけではないんだよな。。。が、しかし後半始まってすぐコシェルニー退場&PK献上。正直にいうとコシェルニーの退場したところを私は見逃してしまった。気づいたらコシェルニーが消えてた。。。
 
PKで同点に追いつかれてから少しずつ諦めムードが漂い始める。10人のアーセナルバイエルン相手に4点差ひっくり返すとか無理ゲーですよね笑 ここから順調に失点し始める。3点目が入った時点で結構な数の観客が帰り始めた笑 この光景を生で観れたのもちょっと嬉しかったです。点差がつくとアーセナルの選手たちの集中も完全に切れる。終わってみれば5-1でバイエルンの完勝。前半ほぼ互角であったにも関わらずこの点差に持ってくバイエルンはやっぱりさすが。そしてロッベンはやっぱり相当うまい。
 
試合終了後、帰り道でパラパラ試合に関して議論している現地ファンの声も聞けた。「前半のジルーのヘッドを外した時点で試合は決まってしまった」だとか「いったんヨーロッパカップに出て自信付け直したほうがいいだとか」。意外にベンゲル解任を求め怒り狂うファンは見かけなかった。
 
本場イギリスのサッカー文化の根付き具合はすごかった。国全体のフットボールIQの平均値が非常に高い。是非一度生で見に行くことをお勧めします!

ルートン空港へ

試合が終わり、翌朝6時のオーストリアのウィーン行きのフライトのため、ルートン空港へ。続きは後日書きます。